有料老人ホーム、ユニバーサルデザイン、要介護者、要介護認定申請...

有料老人ホームというのは、
常時10人以上の高齢者を入所させ、

食事の提供等の日常生活上必要なサポートをすることを
目的とする施設のことをいいます。

また、
この有料老人ホームは、
私的契約による入所施設であり、
老人福祉法の老人福祉施設ではありません。

なお、
有料老人ホームの設置者は、
都道府県知事への事前の届け出が必要になります。

ユニバーサルデザインというのは、
誰にでも使うことができるよう、
社会や生活環境に配慮した形態を構想し作られたもののことをいいます。

ちなみに、
このユニバーサルデザインは、
次のようなものにも使われてきています。

■建物
■交通機関
■食器などの日常生活用品...など

要介護者というのは、次のような人のことをいいます。

■寝たきり高齢者
■認知症高齢者
■入浴、食事、歩行などで介護が必要な人

介護保険では、
次のいずれかの人が要介護者に該当します。

■65歳以上の第1号被保険者で要介護状態の者
■40～60歳未満の第2号被保険者で、要介護状態の原因が特定疾病の者

なお、
要介護状態区分1～5に振り分けられ、
介護給付が行われます。

要介護状態というのは、
心身に何らかの障害があり、

入浴、排泄、食事などの日常生活における
基本的動作の一部または全部について、

6か月間継続して
常時介護を要する状態のことをいいます。

ちなみに、介護保険では、介護の必要度に対応して、
要介護状態区分1～5に振り分けれられ、介護給付が行われます。

要介護認定申請というのは、
介護保険制度において保険給付を受けるために、

被保険者とその家族などが、
市町村の窓口に保険証を添付して
要介護認定の申請を行うことをいいます。

ボランティアというのは、
本来は、福祉性、自主性、無償性を原則として福祉活動を行うものですが、

有償ボランティアというのは、福祉活動に対して
交通費の支給、食費・低額の報酬などを保障されるボランティアのことをいいます。

ただし、
どこまでをボランティアというかについては、
様々な議論があります。

ユニットケアというのは、
新型特別養護老人ホームにおいて、

生活の場にふさわしい住環境への配慮や入居者へのきめ細かいケアを目的に、
使い慣れた家具などを持ち込むことのできる個室と、

10人程度を1つの生活単位（ユニット）として、
少人数の家庭的な雰囲気の中で行うケアのことをいいます。