歩行補助具とは
どのようなものですか?
歩行補助具というのは、歩行時にバランスや体力などの低下によって、独歩がやや困難になった場合に使用するものです。具体的には、次のようなものがあります。
■杖
■歩行器
■歩行車...など
補助とは
どのようなものですか?
補助というのは、精神障害者などで判断能力が不十分な軽度な者に対して、家庭裁判所が補助の開始の決定をすることにより、特定の法律行為や契約などに対する、次のような権利が補助人に与えられるというものです。
■代理権
■同意権
■取消権
保佐とは
どのようなものですか?
保佐というのは、精神障害者などで判断能力が著しく不十分である者に対して、家庭裁判所において保佐の開始が決定されることにより、重要な財産の管理や遺産の相続に関する同意権、取消権が保佐人に付与されるというものです。
補助具製作施設とは
どのようなものですか?
補助具製作施設というのは、「義肢装具製作施設」ともいいますが、これは、身体障害者福祉法に基づいて設置される身体障害者更生援護施設の1つです。
初めて義肢を装着する人には、使用訓練や義肢の機能や取扱法、手入れ法などについて指導が行われます。なお、この補助具製作施設の目的は、無料あるいは低額な料金で補装具の製作や修理を行うことにあります。
ボディメカニクスとは
どのようなものですか?
ボディメカニクスというのは、身体の形態的筋力的特性により生じる動作・姿勢などにおける力学的相互関係のことをいいます。
ボディメカニクスの効果として、ボディメカニクスを応用することによって、麻痺や拘縮のある要介護者の体位変換や移乗などの介護を無理なく、しかも最小の力で行うことができます。
また、要介護者の負担と危険を少なくすることができるとともに、介護者の介護負担も減らすことができます。
片麻痺の際に歩行補助具を
用いる際の注意点は?
脳梗塞で片麻痺などがある場合には、理学療法士に下肢の歩行評価などをしてもらい、アセスメントに則した歩行補助具を選ぶことが大切です。
良くない歩き方がクセになってしまうと、足指・足関節の変形や膝関節の変形などを引き起こす可能性がありますので、注意が必要になります。
歩行器型杖(ウォーカーケイン)とは
どのようなもの?
歩行器型杖(ウォーカーケイン)というのは、要するに、杖よりも幅があって、ウォーカーよりもコンパクトな歩行補助具(歩行補助用具・歩行補助器具)のことです。
商品名として、サイドケインやサイドウォーカーなど色々あります。
なお、歩行器型杖(ウォーカーケイン)の使用方法は、四点杖と類似しているのでそちらを参考にするとよいと思います。