留置カテーテル、流動食、療育、良肢位、立位...

留置カテーテルとは

どのようなものですか?

 

留置カテーテルというのは、輸液・排液・排尿などのために、体内器官内に一定期間留置するカテーテル(管)のことをいいます。また、留置カテーテルには、次のようなものがあります。

 

■心臓内に留置するもの
■膀胱に留置するもの

 

流動食とは

どのようなものですか?

 

流動食というのは、まったく固形物を含まない水溶状の食事や、固形でも口腔内で容易に流動状になる食事のことをいいます。また、咀嚼や嚥下機能の極端に低下した人に対して与えられる食事です。

 

具体的には、牛乳や果汁、くず湯、スープなどを用いて作られます。

 

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流動食の注意点は?

 

流動食だけですと、栄養不足を生じるため高エネルギー流動食の併用も必要になります。

 

なお、固形物をミキサーで水物とあわせ粉砕したものもこのうちの一つです。

 

療育とは

どのようなものですか?

 

療育というのは、肢体不自由児の父といわれる高木憲次の造語で、具体的には、次のように定義されています。

 

⇒ 「療育とは、現代の科学を総動員して障害を克服し、自活の途が立つよう育成することである」

 

ちなみに、遼は医療、育は養育・保育・教育を意味し、医療的配慮のもとで心身障害児(者)を育成すること、ととらえられます。

 

良肢位とは

どのようなものですか?

 

良肢位というのは、安楽な体位のことをいいます。

 

麻痺、拘縮、じょく瘡などがある場合には、麻痺側が下にならない、関節可動域との関係で無理な姿勢にならない、じょく瘡が直接ベッドに擦れないなどに注意し、必要に応じて枕、マット、座布団などを利用して安楽な姿勢を保ちます。

 

立位とは

どのようなものですか?

 

立位というのは、両足により立ち上がった状態のことをいいます。具体的には、踵を接触させ、つま先は軽く開き、両足を平行にして立ち、両手を内側に向けた体位です。

 

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